住み慣れたお宅をリフォームされるため、愛着のあるステンドグラスも修理されることになりました。
数十年の歳月を経て、歪みがひどく、ガラスも2枚割れてしまいました。
縦方向を支える補強棒が中心に1本ありますが、さらに追加する必要がありそうです。
ガラスにひびが複線で入っています。ブリッジでは、カバーできないので、ガラスを交換する事にしました。
黒い線は、鉛線ではなく、色付けされた線です。
破損した部分だけ分解して、割れたガラスを取り外します。
左が元の割れたガラス、右は新しいガラスに線を書き入れ、作り直したガラスです。
補強のため、新たに補強棒を2本加え、さらに外回りも丈夫な真鍮材に変えました。
補強棒は、周りの鉛線の色に合わせて黒く染めました。
修理が終わってもとの窓に納まりました。
歪みも直り、平面になりました。