が破損してしまったガラスは、ピースごとに交換が可能です。オリジナルの雰囲気を大事にして、現在国内で入手可能な約2000種類のガラスから同等品、類似品にて交換します。
サンドブラスト、面取り、絵付けなどの加工したガラスも制作・交換可能です。
ガラスのひびを完全に無くすことはできません。ガラスの交換が最も確実な修理ですが、絵付けなど交換が難しいガラスは、ひびを鉛線で隠す処置を行います。パネルの状態に応じてひびを隠す、線が目立つ所は接着する、等の処置を使い分けて修理します。
大型のアンティークパネル、ドア用パネル、劣化して自立が難しい状態のパネルは、補強枠、補強棒の取り付けをお薦めします。パネルの裏面または四方に丈夫な真鍮線をつけることで、歪みを抑えしっかり安定させます。特に開閉時に歪みやすいドア用パネルには補強棒が有効です。
『元の家にあったステンドグラスを新しい家に持っていきたい』
『購入したアンティークステンドグラスを家の窓にはめたい』
といったお手持ちのステンドグラスを新しく活用されたいお客様、窓に合わせて移設したいお客様にご依頼いただいております。入れたい場所に合わせて加工いたします。
海外製ドア用ステンドグラスに使用されることが多い、面取りガラス(ベベルガラス)を1点から再制作して交換できます。異形のピース、ミラー(鏡)でも制作可能です。
古いステンドグラスは、鉛線の劣化が進んで強度が不十分なものもあります。特に古い窓枠に入ったものは外周の線が傷んでいることが多く見られます。劣化したものは取外し、新しい鉛線に交換することで安心してご使用いただけます。強度のある新しい鉛線または真鍮枠に交換すると、木枠無しで取り付けることができます。
修理出来ないほど激しく破損したパネルは見本となるものが残っていれば、同等デザインで再制作も可能です。
簡単な模様から、精細な絵付けまで絵付け作品の修復も承ります。
異形のステンドグラスも形に合わせて特注木製額に額装します。
※修理、メンテナンスも含む額装です。額のみのご注文はお受けできません。納期が1.5~2ヶ月掛かります。