エルビス
| 取付場所 | リビングルーム廊下壁面 |
|---|---|
| サイズ | W800×H1800 |
お客様から頂いた写真。
1957年、「ハウンド・ドッグ」を熱唱するエルビス。
古いモノクロの写真では、陰影がつかめず、デッサンし直しました。
エルビスのトレードマーク、リーゼント。
髪のツヤにもこだわりました。
写真を元にしているので、極力不自然にならないよう、ガラスカットしました。
組み立ては大変でしたが、すっきり納まりました。
細部までこだわり、絵付け、フュージング、スランピング、サンドブラストと、色んな技法を駆使しています。
絵付けの人物像を大きなサイズで制作したかったので、喜んでお引き受けしました。エルビス・プレスリーについては、派手な衣装の中年男性のイメージだったのですが、（すみません！）デビュー当時の若い姿はさわやかで、新鮮でした。
写真を頂き、これでお願いします。とのご注文だったので、先ず似ていなければお話にならないので、非常に気合が入りました。鉛筆デッサンが無ければ、完成は難しかったと思います。毎日、絵付け、焼成の繰り返しで苦労しましたが、お蔭様でまたいい勉強になりました。
背景デザインは、エルビスの華やかな雰囲気を損なわないようにしたかったので、50Sのアメリカを思わせる、ジュークボックスのイメージでまとめました。また特に、ネオン管の質感を出したかったので、フュージングでガラスを重ね、厚みを出して表現しました。このパネルは、壁面の中の蛍光灯を光源にしているので、狙った感じが出せて良かったです。
非常に熱心なお客様でしたので、自然とこちらも熱が入った作品になったと思います。
ブーメラン
| 取付場所 | 階段室/廊下の引き戸 |
|---|---|
| サイズ | W706×H1916 |
3種類しかガラスを使わないので、組み合わせが重要です。
候補の中から、50sの雰囲気に合うガラスをお選びいただきました。
最終的に、アメリカの老舗メーカー、ココモのガラスに決定しました。
ドアに入るので、デザインを壊さないよう、補強のため、鉛線と同じ太さの真鍮線を、4箇所入れています。
こちらも同じお宅のドアです。お客様よりデザインを頂いての制作となりました。シンプルなデザインは、ガラス選びがポイントとなります。ふだん殆ど使用しない柄の型板ガラスですが、このデザインにはとても合っていると思います。
ドア用のパネルは、しっかり補強しなければなりません。大柄なデザインは、太い鉛線を使用できるので、補強も全く目立たずできました。
お客さまの声
イメージ通りの部屋に完成出来、心より感謝しております。
この度は、遠方より取り付けに来てくださる等、大変お世話になり誠にありがとうございました。
イメージ通りの部屋に完成出来、心より感謝しております。
また上京の折には、お目にかかりたいと思っております。
お待ちしておりますので、また是非札幌へもお越しください。
今後とも、宜しくお願い致します。
札幌市 富井様
こちらこそ、大変お世話になりました。
富井様の熱意に負けないよう、一生懸命制作させていただきました。
ご依頼頂き、ありがとうございました。
虹工房 斎藤雅也
